3.11の思い出と。命の続き。

活動日記

2011年、闘病を初めてから数年、病気のことでひとり毎日泣かない日はない、モノクロの日々を過ごしましたが、2018年の3/11は新潟へお客様にブラジャーとシリコンバストをお届けに行きました。

ああ、生命があるとは続きがあること。生命あるおかげで、自分で開発するという、お客様に笑顔で喜んでもらえるという景色が見れました。

そして夜にはお客様からメッセージが。「今日はありがとうございました!第2の人生スタートという感じです。失ったものの中の最大のものを取り戻せました。治療に悔いなし!と思えました!病気になる前よりも幸せです。感謝ですm(_ _)mおやすみなさい

ありがたいです。

そしてご冥福と復興を祈り合掌。

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2011年3月11日の思い出

この年の1月にわたしの乳がんは確定しました。
一時的に名古屋で仕事をとしており、3月に勤めていた会社の本部を東京に移す準備に追われる中でした。

3月11日は本来、名古屋から東京に引っ越す予定の日となったはずですが、

病気が発覚し手術、治療の計画のため、わたしは、実家の新潟に引っ越すことになりました。

新幹線で名古屋から東京にいき、東京のオフィスで一日ご奉公をして、翌日新潟へ。
ということで、

お昼少し前に新幹線にのりました。いつもは東京についてからお昼をとるのですが、珍しくお弁当とお煎餅の袋をかいのりこみました。

しばらくすると、新幹線がとまったり、ゆっくり動いたり。。

空調?事故?社内放送もなく
何にもわかりませんでした。

少し座席がざわついて着た頃、
アメリカの友人から、
地震だよ!今弟からメールがきた!と。

えっ!と思っているうちに、
動いた新幹線は、
止まらないはずの駅に止まり、

社内放送も地震でいつ東京につくか未定と。

キヨスクに、我先にと食べ物をPanicのように買い求める人をみて、怯えました。

そして8時間かけて品川に到着。新幹線のなかでは想像もしなかった光景に驚愕。

心細い中友達がずっと状況とどう動きなさいとメールをくださって、わたしは品川で朝まで過ごしました。

車と、地下鉄動いてるらしいとメールがきて、引っ越しトランクを引きずり、
タクシーを探しました。

車庫にもどるタクシーが、
ガソリンないから、目的地までは無理だけど、
あそこの駅までならと、
助けてくださいました。

東京のオフィスは女の子ばかりの部隊でしたので、
なんとか早くいってみなくてはと、焦りながら。

そして一日東京滞在を伸ばして、新潟に帰りました。

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乳がんと生命保険とQOLと

乳がん美姿法

BRALABOオリジナルの乳がん手術後のアピアランスケア=シリコンバストは、医療行為、医療器具ではありません。下着と装いのプロの立場から考えた、外観つくりのアイテムです。

開発当初、わたしはきれいになるために楽しく使ってほしい。と、ネイルチップや付け睫のように、お洒落アイテムとして考えようとしてました。

お客様も、ウィークポイントがこだわりに変わり、スタイルにも自信が持てるようになり、お洒落が楽しいです!と、おっしゃってくださっています。

でもその後、お客様のお話しの奥の方に耳をすましてみて、はっと気づかされたことがありました。

わたしと職人は、シリコンバストに改善点はないのか?進化できることはないのか?を試みる努力をしています。職人が、夏場汗をかきやすい方のために、シリコンバストに空気穴をあけたサンプルをつくりました。水玉模様状態に穴をあけました。

これをお客様に試し感想をいただくことをお願いしました。

一ヶ月後、お客様が、穴のある方が、より汗は気にならないかな。と、ベターであることの感想とともに、しかしこの穴のあいたベターにそれ以上フォーカスすることなく、さらりとお戻しくださいました。(ように、感じました)

わたしはこちらの方がお気に召されたら、作り直させてもらうことも考えていたので、それほど効果的ではないのかな。と思いながら受けとりました。

このことが頭から離れず、ずっと考えていました。そしてまた別のお客様が、シリコンバストはおふろに入ったときに一緒に洗ってますと、お話しくださり、、はっ!

ご本人にとってバストメイク型シリコンバストは、乳房なんだ!ものじゃないんだ!と。

利便を考え穴をあけましたが、穴があくとそれはやっぱり、もの化します。乳房に穴があったら嫌ですね。。。おっぱいだもの。

わたしは下着と装いのプロでお洒落行為、お洒落アイテムを考え、つくっているに過ぎないので、乳房のかわりをつくっていると考えてしまったら、とてもおごれているので、あえてそうは考えないことにしていたのですが、

女性の大切なお体を担当させていただいているのだと感じました。

そしてわたしが今考えているのが、ブララボのブラジャーとバストメイク型シリコンバストが、生命保険会社の補償の対象にしてもらえないかなということです。

調べてみると医療行為、器具でないと対象にはなっていないようですが、ウィッグも医療器具と認められてないものの、保険会社によっては、負担しているガン保険もあるようです。素晴らしいです。生命と女性のQOLの相関をとられておられるのですね。

バストが左右揃って、お洒落ができたら、生命も輝きます。生命保険会社様と、一度お話をさせていただきたいと切望し、次なる行動を思案しております。

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オリジナルブランドBRALABOのシリコンバストのパンフレット

活動日記

BRALABOは、装う心と姿を整える大人の美嗜みインナーを開発するブランドです。

90%以上のリピーターを誇るブラジャーとともに、乳がんでバストを失った方のための「シリコンバスト」もパーソナルメイドでおつくりしています。

ランジェリーショップ様、ブティック様、美容院様、ブレストクリニック様で、設置していただけるところがございましたら、お声がけいただけると助かります。何卒よろしくお願いいたします。二つ折りのA5サイズです。

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30代の方の再建手術をしない選択

活動日記

30歳になったばかりで乳がんの告知を受けて、術前抗がん剤中にお越し下さったお客様。

乳腺の医師からは、当然といった風に「では、全摘出と同時再建をしますので、次に形成の先生のところで再建手術のことを聞いてきてください」と言われたそうです。

そしてご本人いわく「偉い医師が勧めてくれるし、みんながしているし、当然するものなのだ」と一旦は思ったそうです。

しかし術前で抗がん剤をしたことによって同時再建まで5ヶ月の猶予ができて、いくつかの再建手術のサポートの会にも参加したりして、情報収集に尽くされたそうです。

色々調べていくうちに、「それは自分の思い描くものが、できあがるのか?もしできあがらないなら、なんのために再建手術をするのか?」と疑問がわき、選択肢を探し、ブララボに辿り着きました。

ご主人と二人三脚で闘病しておられること、お子様のお気持ちを考えておらえること、これからまたベビーを望まれていること、様々なことをお話しくださりながら、自分にとっての最善を、根気よく考えておられました。

そして再建手術をした方にも直接お話しを聞いたから、ブララボのシリコンバストを使っている方からも直接お話しを聞きたいと、ご要望をいただきました。

ブララボを使っているお客様に「メールで質問させてもらっていいですか」とご相談したら、「直接会ってお伝えしますよ」とご協力いただきました。

その日の帰り「はっきりと心は決まりました。病院で、同時再建はしないとう同意書にサインをします。サインしたら西沢さんに連絡していいですか」と。

それでもお気持ちを思うと何か励ませれないかと手術の前後にメールをしたら、

「気持ちは落ち着いています。新しいシリコンバストができるのが楽しみなくらいです!」と返信が。

そして新年に、フィッティグに再度お越し下さり、(綿で仮のパッドをおつくりするため。シリコンバストは、手術痕が落ち着く6ヶ月後からが作製の対象となります)

「形成の先生まで、同じかたちのバストはつくれないし、若い人は10年ごとに入れ替え手術をしなくてはならないことなど鑑みると、再建手術はしない方がいいかもね!とおっしゃっていて、乳腺の主治医からは、◯◯(お客様のお名前)旋風が吹いてる!って言われちゃいました」とご報告をいただきました。

乳がん手術をされた方の外観ケア=シリコンバストの詳細はこちらから